亡くなった親父にまだ世話になっている気がします

7月18日
先日細い道で鋭角に切り返しているときに
対向車が止まらないで突っ込んできました・・・
仕方がないのでバックしたところ、縁石にバンパーがガリッと当たりました

当たりどころが悪く、リヤライトもめり込んでました

板金塗装もも必要なので多少は高額だと思ったのですが
ディーラーで見積をしてもらってビックリ!!!
値段もですが、代車を用意できるのが8月の半ばで、お盆休みが入るから修理はそれからだと言われました

なんでそんなにサービスが悪いのかと聞くと
「認定工場できっちりと修理するので時間はかかるけれど完璧です」
といわれました

まあ、ディーラーの担当者に文句を言ってもはじまりませんが
認定工場の技術が最高だから待っても当然といいくるめようとしてもそうは問屋がおろしません

認定医の資格があっても上手い歯科医師とは限らないように
認定工場の名前があっても、イマイチなことも絶対あるはずです

そんな知らない修理工場に修理してもらうより
知り合いの名人に修理してもらうほうがいいのではと思い
「ディーラー指定で修理しなくても保証は継続できますか?」と聞くと
修理部位以外はOKみたいでした
もちろん修理部位は修理した工場に保証してもらいます

なぜ、良い修理工場を探すアテがあるかというと
亡くなった親父は保険会社のアジャスターをしていたので
関西一円の修理工場との付き合いがとありました


僕も若い頃、単車や車の修理を親父おすすめの工場で行ってもらってました
どこも小さな町工場なのですが、ベンツ、BMW、ポルシェがゴロゴロしてました
親父に聞くと、他の修理工場から持ち込まれてくるとのこと・・・

そんな社長に「あんた昔はバイクのレーサーしてたやろ、息子のバイク修理したってくれ
と、ヤマハのDTという小さな単車を押し付ける親父の厚かましさにも閉口しましたが、社長も嫌な顔ひとつしないで、いつも近所の喫茶店からアイスコーヒーを頼んで飲ませてくれたのを思い出します。

余談ですが腕の良い修理工場の社長たちは基本的にぶっきらぼうなのですが、
みんな人間的になかなかの人物ばかりであったことを思い出しました

今回は、これまた、親父の紹介で昔からお世話になっている保険代理店の方に
「車の修理をしたいけど8月いっぱいかかると言われて困っている」と連絡すると
「腕の良い認定工場を何件か知ってるので、相談して折り返し連絡します」と電話を切った数時間後には代車を持って、修理工場の方と現れました

この修理工場も40年近く続いている老舗なので、おそらく亡くなった親父も仕事でお世話になったことがあるはずです
結局、修理工場と保険会社で相談してもらって、僕が一番損をしない方法で修理してもらうことにしました

亡くなった親父は、近所の人の自動車事故の処理をボランティアみたいに行ってました
みんな喜んで挨拶に来てました
同じように、親父の知り合いの方々に僕も助けてもらうことになるとは・・・

「人が先、自分は後」と家族よりも他人の世話ばかりしていた親父でしたが
人との縁は大切にしておくべきだと教えられた気がしました

当院の若者は問題なし

7月6日

後1名衛生士がが欲しいので募集をかけてますが、応募がありません
年明けから4月まではけっこう応募が合ったのですが
そのときは今の人数で行くつもりだったので断ってました

季節的なものがあるのかなあ?

と思ってたら
知り合いの先生から
「新卒の子にもう少し笑顔で対応するように指示したら、退職した・・・」とメールがありました
ただ、その先生の診療所は心斎橋なので、募集をかけたらすぐに3名応募が合ったそうです
(タナカデンタルは箕面ですが、夕方6時30分には自由になれるから、通勤時間を考えても楽なはずだとおもうけど、そして週休3日でおいしすぎるのに、なんで応募がないねん!)
←「おいしい条件すぎて、警戒されてるのかも〜(by玲奈ちゃん)」

しかし、「ちょっと注意しただけで最近の若い子はやめるのか?」と自分を振り返ると
この3ヶ月、若い子に厳しく注意したときに、涙がポロリとしていたのを思い出しました

不安になって当院の若者に「大丈夫?」と聞くと元気よく「大丈夫です!」と返事がありホットしました。
昨日はもう1人の若者も「大丈夫?」と聞いたら「私はこんな条件のよい歯科医院で働くことができて、すごく運がよかったと思ってます」と言ってくれました

お世辞でもうれしいです

ということで、心置きなくさらにビシビシと鍛えることにします
早速、人工歯石作製セットを渡しておきました

これでいつでも歯石除去の練習ができるで〜

歯石セット

自分で折ったファイルは自分で除去

7月2日
根管治療中に根管を掃除しているファイルの先が折れることがあります。
「細い細い穴にはまり込んでしまったら、取るのは絶望的」
「マイクロスコープが無いと絶対に無理」

などと、一般の歯科医師が手を出せない領域だと洗脳されていたので、
折れた場合には大学病院の根管治療の専門家に紹介して取ってもらうことにしてましたが、
取れないどころか、違う方向に穴を開けられて患者さんが戻ってきました・・・

最悪の結果です

折った自分が悪いので、なんとかしようと抜去歯で色々な道具を使用したところ
細い細い超音波のチップがあれば、自分で折ったファイルはなんとかなる
ということが分かりました

ファイルが折れたときの嫌な気持ちは、歯科医師でないとわかりません
そのため、できるだけ新品のファイルを使用してねじらないように心がけるのですが
前触れもなく折れるときは折れます

ただ、それだけ慎重にしているので、噛み込んでいることが少ないのか、かんたんな症例ばかりで助かってます

他人の破折させたファイルを取るのはマイクロスコープが無いと無理だと思いますが
自分の破折させたファイルなら方向も分かっているので今のところ数十秒でファイルが飛び出してきます

この細い細い超音波チップで破折ファイル除去する方法を編み出したのが
寺内吉継という先生です

天才ですね

寺内先生発案の道具は使用していますが
使用方法は寺内先生の論文を何種類か参考にした我流なので、
一度セミナーを受けようと思ったのですが
数年先まで予約が満杯でした・・・

破折ファイル除去よりも、セミナー予約の方が難易度が高いとは驚きました

たまにしか使用しないが、無くてはならない器具
破折ファイル除去

20年間付き合いのある技工士に教えてもらって鮎釣りデビュー

6月25日
20年前に小浜島での離島診療で1ヶ月間一緒に暮らしたイケメン技工士、ホリカワ君。
彼がドンドン成長して、今はタナカデンタルの自費治療の補綴物を作製してくれています。

ホリカワ君から鮎釣りに誘ってもらってたのですが、
釣り好きの友人たちが「鮎だけはハマったら金がかかりすぎるから要注意や」と誰も手を出していません。

確かに、鮎釣りの竿は平均9mと長く、価格も30万円以上する上に(安いのもあるのですが重すぎるらしいです)
その他の装備も沢山必要なので、初心者にはハードルが高すぎます

しかし、ホリカワ君が「全部そろえておくから、現地に手ぶらで来てください」と言ってくれます
さらに、「昼は、宍粟牛で焼き肉しましょう。まじで美味いっすよ〜」と甘いお言葉・・・

これは行くしかないと、日曜日の早朝に手ぶらで(一応クーラーボックスは持っていきました)現地に行くと、
ホリカワ君は前日から泊まり込んで、ベストな釣り場を確保してくれていました。

ホリカワ君の付きっきりの指導のおかげで、なんとか釣れるようになりました
かなり面白い釣りなので、一日中釣ってたら腕時計の型が日焼けでついてしまいました

結局、初心者の僕でも7〜8匹釣ることができました。
もちろん、ホリカワ君は僕の面倒を見て、宍粟牛を買いに行って、バーベキューの用意をしながらも20匹近く釣ってたと思います。

日も暮れかけて来たので、まずい養殖の鮎は放流して、天然の鮎と彼が判断したものを山分けしてもらいました。

帰宅して弱火でこんがりと塩焼きにした鮎は、絶品でした。

新しい体験をさせてくれたホリカワ君ありがとう。


20年前に石垣空港で撮影したホリカワ君と僕

鮎掛け

医療機関の目的を忘れた対応に少し激怒してしまいました

6月20日
震災で家の中がひっくり返りました
これは大変だと、慌てて、クリニックに行ったところ、奇跡的に
玄関のサボテンが倒れていただけで、水もでますし、
フィルターを通した水は無色無味無臭でやれやれでした。

診療の準備をしていると
若いスタッフが出社してきたので話をすると
手がブルブル震えて、涙がポロポロ出ています

「阪神震災に比べたら揺れの時間が短かったね」というと
「阪神震災のときは生まれてませんでした」とのこと

ということは初めての震災でビックリするのは当たり前です
ご実家のお店が大変なことになっているとのことなので
帰宅してもらいました

地域によって損壊の程度はかなり違うらしく、
予約患者さんも半数くらいは「診療してる〜?」と電話をかけてから来院されました

そんなときに
4歳の子供さんが昨晩からほっぺたが腫れたと救急で来院
熱も出ているので、歯が原因なのか他に原因があるのか心配だとのこと
お口の中を見ると、虫歯が原因で根っこの先から細菌が頬の組織に入っていったようです

膿を出して抗生剤を投与したらいいのですが、
問診をすると、食べ物が飲み込めないとのこと・・・

口腔内の膿瘍で怖いのは、喉の方に炎症が波及していくことです
いくら元気でも、水も飲めないようなら薬も飲めないので、場合によっては入院して点滴が必要です

これは病院で検査してもらったほうが良いと思い、大阪大学歯学部附属病院に救急対応してもらうよう紹介状を書いて行ってもらいました

数十分後にその患者さんの母親から電話があり
「阪大歯学部は震災のため機械がすべて止まっているので診療できないといわれた」とのこと
「では、他の小児歯科医院を紹介してもらえましたか?」と聞くと
「紹介はできません」と突き放されたので途方に暮れて電話をしてきたとのこと

震災なので、緊急性のない予約患者さんにアポイントの変更をお願いするのは分かりますが
救急患者を拒否することは、日頃から地域医療の核と自慢している大阪大学歯学部に限ってはありえないと思い
電話を受け付けと交代してもらうと・・・

「今日は機械が動かないので診療は受け付けないことになっています」と木で鼻をくくったような対応です
「それなら関連の小児歯科を紹介してください」というと
「できません」の一言・・・

ついつい「病院長が24時間対応するので開業医のみなさんは安心して患者さんを紹介してくださいと宣伝しまくってたのは嘘か!受付のあなたに怒ってももうしわけないので、病院長でも小児歯科の教授でもいいから責任のある奴呼んでこい!」と激怒してしまいました

すると電話の後ろで「予防歯科にいてた先生みたいやで」とかコソコソ話が聞こえてきてなにか相談してるようでした
結局「救急対応させていただきます」だって

当たり前やろ
医療機関の目的は患者さんの不安を解消することであるといういちばん重要なことを忘れてないか?

「患者さんを熱心に診療しても業績にはならないから出世できないで」と
薄ら笑いでいってる上層部の輩に天罰が下らない限り、根本解決はないのかもしれません

ちなみに大阪大学医学部附属病院に震災当日の対応を聞くと
「予約患者さんには遠慮してもらってますが、救急対応はさせていただきます」
と真っ当な回答でした

なぜ、同じ大阪大学なのに医学部と歯学部の対応が違うのか?

クリスタルボーイみたいな・・・

6月7日
「シェイプオブウォーター」のDVDが届いたので見ました
ほぼ想像どおりの内容で、見た後の満足感はイマイチでした

同時に注文していた「KUBO クボ 二本の弦の秘密」も見ました
こちらはまあまあですが、レンタルで十分でした

それに比べて「グレイテスト・ショーマン」は良かったです
内容は想像通りなのですが
音楽がすごくいいですし、映像も最後まで惹きつけてくれました
これは何度でも見たい映画だと思います

さて、映画も面白いのですが
昔はさんざん漫画を読みまくっておりました
数年前にほぼすべての漫画を処分したのですが
・あしたのジョー
・エースをねらえ!
・コブラ

はなぜか手放せなかったです

コブラといえばクリスタルボーイ
そのクリスタルボーイのような模型を相手に
今日の夜は、借りているマイクロスコープの練習をしてました

今までとは次元のちがう拡大率なので
使いこなせるようになるまでには数カ月はかかりそうです

それまではクリスタルボーイとお付き合いが続きそうです

クリスタルボーイ
クリスタルボーイ

マイクロスコープデモ機到着

6月4日
昨日のセミナーで
あまりにもマイクロスコープを欲しそうにしていたのか、
タナカデンタルのメカニック担当の新家さんがマイクロスコープのデモ機を持ってきてくれました!

模型を相手に、色々といじってますが
ライトと視線の方向が同じなので、
根管内をのぞくと、先端まで見えます

これは異次元の体験です

楽はできるし、診療の精度はあがるし・・・
欲しいです

3番チェアーにセッティングしてもらいました
マイクロスコープデモ



マイクロスコープ高額だけど避けては通れないかも(涙)

6月3日

歯科用の器械もどんどん進歩しています
それはいいのですが、どれもこれも嫌になるくらい高額です

治療時に頭につけている双眼鏡のようなルーペは約60万円
その間についているライトが約20万円

この間ライトのバッテリーがおかしくなったので新しく購入しようかと見積もり出したら
8万円・・・消耗品がこの値段とは・・・

カール・ツアイスさん、なんとか安くしてください

海外では歯科医療費はかなり高額なので気にならないのかもしれませんが
日本の歯科医療費では経営のことを考えると、良いものだと分かっていてもなかなか手が出ません

数年前から購入を考えている器械にマイクロスコープがあります
より精度の高い治療が可能になるのですが
器械は購入しただけではすぐに使いこなせるわけもなく
練習しないといけないので、セミナーに参加してきました

ついでに色々な機種を見せてもらてきました

当たり前ですが、高くなればなるほど使いやすいですね
これならと思った機種が・・・「580万円」
ここにビデオカメラと外部モニターをつけたら600万円を超えてしまいます

ちなみにカール・ツアイスのマイクロスコープは1,000万を超えてます
消耗品でいくらボッタクられるのかと思うとちょっと手が出ません

でも練習するためには出来るだけ早く購入しないといけないし・・・

借金をしてでも購入すべきか?
あ〜借金返済が仕事の目的になってきそうで怖いです

マイクロスコープ

補綴物は美しいだけでなく歯を守る形に仕上げたいものです

6月2日
一昨日、どしゃぶりの夕立がありました。
当院のスタッフも2名帰宅途中だったのでずぶ濡れになったとのこと
そんな話を市内から通勤している、のむりんにしたところ
市内では雨一つ降らなかったそうです。
山沿いだから雨が振りやすいのでしょうか???

さて、最近は口腔内の金属の害について一般の方の関心が強く
できれば金属を使用しないでほしいとよく言われます

昔はブリッジなどは金属でないと強度が確保できなかったのですが
最近はジルコニアという材料があるので、強度は確保できるようになりました

ジルコニアを初めて知った時には「革命」だと思ったものです

ただ、保険適応ではありませんので1本10万円以上かかります
まあ保険診療の補綴物がファミレス程度の素材と技術で作製されている(欠陥ではありませんが)とすれば
自費の補綴物はフレンチのディナーと思っていただいたらよいかと
プライドを持った一流の技工士(シェフ)に依頼するので良いものができてきます

しかし、一流の技工物を作製してくれる技工士(シェフ)に依頼しないと
高額なだけで内容はファミレスになってしまうこともあるのでご用心

また、歯をかぶせるということは、材料が安全であるべきなのですが
美しくなくてはいけません

この点でもジルコニアは白いですし、最近材料が進歩してきたので
ジルコニアの表面にセラミックを焼き付けてもらうと非常に美しく仕上がります
(ブリッジでない場合はジルコニアよりやや強度が落ちますがe-maxというセラミックの方が審美的に美しく仕上げることができる場合も多いのでこちらを使用することも多いです)

安全で美しい他に、さらに、よく噛める被せた歯を守るといった機能的な面もおろそかにはできません

噛み合わせたときには問題なくても
動かしたときに、干渉する部位があれば歯が傷んで最悪な場合は動揺が始まります

どのようにしてかみ合わせを調整するのかというと
顎の動きをまねできるような器械にワックスで作製した歯をとりつけて
器械にいろいろな動きを与えてもなめらかに動くように調整していきます

下記の写真の例では
通常の噛み合わせて補綴物を作ると干渉することが分かったので
真ん中の赤い点だけで噛むように調整して被せ物を作ってもらうことにしました

とにかく、被せ物ができるまでには
手間暇がかかっているのでお手入れをして長持ちさせていただきたいものです

jihikougou3.jpg



鮎釣り解禁(釣りバカ日誌)

5月27日

自費の白い歯を希望される患者さんがおられたので
口腔内の写真を撮影して
自費専門の技工所に相談しようと送信しました

すると、技工士から
「明日から鮎釣り解禁なので、泡盛飲みながら車中泊してま〜す!」
と写真付きでメールが来ました

車中連泊するそうです
釣りバカか!

なぜ、彼が泡盛を飲んでいるかというと
20年位前、沖縄離島診療のため1ヶ月間班長として派遣されました
その時に技工を彼が担当してくれました

ちゅらさんで有名な小浜島(当時はまだちゅらさんの撮影前でした)で
毎晩彼とシークワーサーの缶詰を開けては泡盛に垂らして飲みまくっていました

多分それから泡盛ファンになったのでしょう

ついでに
「田中先生も鮎釣りデビューしませんか」
とお誘いがありました

昔、釣り堀で鯉釣りしたり、野池でヘラ釣りしてたのですが
川での釣りは全く経験がありません

「とりあえず、竿用意しとくから1日2匹を目標に始めましょう」
と連絡がありました

「現実逃避できますよ」
とも書いてあったのですが、彼は辛いことでもあるのだろうか???

ともあれ1度チャレンジしてみます

技工士が撮影した写真
鮎解禁